2日前に大阪で行われた第111回美容外科学会に参加してきました。
今回の学会の一番の目当ては、水谷先生の目の下のクマに関するご講演でした。
水谷先生は、くま手術で高名な先生で、経結膜脱脂術と目の下の脂肪注入の同日施術をはじめて開始されました。
目の下のホホが低い(negative vector)タイプの方は、どうしても脱脂だけでは目の下の暗さが残るため、それを解決するため同日施術を始められたのです。
脱脂だけですべてが解決するわけではありません。
そして、脱脂+脂肪注入でもすべての方がきれいな目元になるわけではありません。
やはり、しっかりと診察を行い、その方の目元の状態と本人の希望に合わせた治療方法の選択が重要だとあらためて感じました。
水谷先生の手術動画を拝見し、私の手術のさらなる改良点も発見でき、非常に有意義な学会になりました。
来年は私も学会で目の下のクマ手術に関して発表を行いたいと思います。