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目次
目の下のクマ(たるみ)治療を熟知した専門医が担当します。
池田 幹則(いけだ みきのり)
・MIKIクリニック豊中駅前院長
・外科医歴17年、整形外科専門医、元手外科専門医
・大阪梅田の大手美容クリニック勤務時に、目の下のクマ手術を専門的に執刀
・年間手術実績(2023年1月~12月):クマ手術334件
院長は手にまつわる治療を行う元手外科専門医です。微小神経の縫合など、細かな手術を幾度となく経験してきたからこそ、クマ取り手術においても患者様へ高度な技術を提供しています。
裏ハムラ法(経結膜眼窩脂肪移動術)とは
目の下のクマやたるみの原因となっている眼窩脂肪を移動させることで、目の下の凹凸をフラットな状態にする施術です。下まぶたの内側にある粘膜部分を切開し、眼窩脂肪を下方に移動させ固定することで目の下にある凹凸を改善します。
加齢や筋肉の衰えなどにより、支えきれなくなった眼球が下垂し眼窩脂肪が前に押し出されてしまいます。押し出された眼窩脂肪は目元のたるみや黒クマの原因となり、老けた印象を与えてしまいがちです。
裏ハムラ法は、悩みの原因となっている突出してしまった眼窩脂肪を目の下のくぼんだ部分に移動させることによって、目の下にある凹凸が改善されフラットで自然な目元の状態に近づけます。
施術名:裏ハムラ法+脂肪注入
執刀医:池田幹則
施術の副作用:痛み、熱感、腫れ、内出血、むくみ
施術の価格:54万円~64万円(麻酔代込、税込)
裏ハムラ法の施術方法
①目薬による表面麻酔をしたあと、眼瞼結膜(下まぶたの粘膜側)に極細の針で局所麻酔を行い、眼瞼結膜を切開します。
②部分を埋めるように眼窩脂肪を移動させ、骨膜に縫合固定します。必要に応じて過剰な眼窩脂肪を一部切除します。
③切開した結膜を適宜溶ける糸で縫合します。
手術時間:1~2時間 滞在時間:3~4時間
裏ハムラ法の特徴
1.根治が可能
![1.根治が可能](https://mikiclinic-kuma.jp/wp-content/uploads/2024/05/ikeda_doctor-scaled.jpg)
眼窩脂肪を移動し固定することで、たるみやクマの原因となる眼窩脂肪の突出を根本から治療します。再配置した脂肪はその場所に留まるため、10年後も目の下がフラットな状態をキープできます。
2.目元の印象を変える
![2.目元の印象を変える](https://mikiclinic-kuma.jp/wp-content/uploads/2024/05/目元の印象-scaled.jpeg)
目元は顔全体の印象を左右してしまうパーツです。加齢や眼輪筋の低下によって引き起こされる眼窩脂肪のたるみは、疲れているような印象や老けた印象を与えてしまいます。裏ハムラ法で治療することで、目の下の凹凸が改善され、若々しく明るいイメージを与えることが可能となります。
裏ハムラ法がオススメの方
目元の余分な皮膚が少ない方
目元の余分な皮膚が少ない方は、皮膚の切除はせずに眼窩脂肪を移動させる裏ハムラ法の施術が適しています。40代前半くらいまでの方に多くみられますが、皮膚のたるみが少なく眼窩脂肪脂肪が突出しているパターンの場合は裏ハムラ法がオススメです。
一方50代以降になってくると、たるみによって皮膚が伸びてしまう方も中にはいらっしゃいます。余分な皮膚が多い方だと眼窩脂肪を移動させた後、たるみによって伸びてしまった皮膚が余ってしまい、改善効果があまり感じられない場合もあるのです。
目元の余分な皮膚が少ない黒クマやたるみの場合は、眼窩脂肪を本来の位置から下部に移動させることで、たるんだ皮膚とくぼんだ皮膚のバランスが取れ、凹凸を改善できるでしょう。
眼窩脂肪の量が少なめ~普通の方
眼窩脂肪の量が少なめ〜普通の方は、突出した脂肪量が少ないため、皮膚もさほど伸びていない可能性があります。眼窩脂肪を移動させることで目の下の凹凸バランスが取れ、フラットな状態に改善可能です。
一方眼窩脂肪の量が多い方は、裏ハムラ法で眼窩脂肪を移動させても、くぼんだスペースに収まりきらないため、眼窩脂肪を除去する必要があります。このような状態のときは、余計な眼窩脂肪を除去する、経結膜脱脂術を提案させていただく場合もございます。
眼窩脂肪の量が比較的少ないタイプの黒クマやたるみの場合、裏ハムラ法で改善効果が期待できます。
涙袋が無くなってしまった方
涙袋が無くなってしまった方は、押し出された眼窩脂肪によって涙袋が目立たなくなってしまっているかもしれません。突出した眼窩脂肪によって涙袋との境目が曖昧になってしまい、涙袋のラインが消えてしまっている状態です。
このような状態の場合、裏ハムラ法で眼窩脂肪を移動させることで押し出されていた眼窩脂肪がしっかり収まり、涙袋のラインを強調する効果が期待できます。
裏ハムラ法のメリット
✅目の下の膨らみと凹みを同時に改善できる | ✅黒クマを解消できる |
✅涙袋がくっきりする | ✅下眼瞼外反のリスクが低い |
✅ダウンタイムが短い | ✅傷跡が目立ちにくい |
✅再発リスクが低く根治が可能 |
裏ハムラ法の最大のメリットは、ダウンタイムが短く傷跡が目立ちにくいことです。裏ハムラ法では、まぶたの裏にある眼瞼結膜という粘膜を切開して眼窩脂肪を除去するため切開する場所が少なく、眼窩脂肪にたどりつくまで短いプロセスとなります。
そのため、皮膚表面から眼輪筋を切開して眼窩脂肪を除去する表ハムラ法と比べると、身体への負担が抑えられる傾向にあります。
また裏ハムラ法は、他の部位から脂肪を注入するわけではなく、本来あった位置の脂肪を少し下に移動させるだけなので、再発リスクの確率が低いです。突出した脂肪の位置を整えてあげることによって目元はフラットな状態になり、施術の効果は半永久的に持続することも魅力の1つでしょう。
表ハムラ法では、下眼瞼外反(かがんけんがいはん)という、下まぶたが外側に向かってめくれてしまうリスクが懸念されます。所謂“あっかんべぇー”の状態になってしまうのです。多くの場合、下まぶたの皮膚を過剰に切除すると起こりうることです。
その他にも表ハムラ法では下まぶたが若干下に引っ張られて白目が出がちになるケースがあります。裏ハムラ法より表ハムラ法の方が組織の拘縮(収縮)により起こりやすい傾向にあります。
上記のようなリスク・副作用を考慮して当院では表ハムラ法より裏ハムラ法での施術を推奨しております。
裏ハムラ法のデメリット
✅医師の高い技術力が必要 | ✅余分な皮膚がある症例には対応できない |
✅合併症のリスクがある | ✅手術できるクリニックが限られている |
裏ハムラ法のデメリットは、まぶたの裏から切開することで術野が狭くなるため、医師に高い技術が求められること、一定量以上の脂肪は移動できない可能性があることです。
表ハムラ法とは違い切開部分が狭い眼瞼結膜を切開するので、医師は繊細かつ丁寧な動きで眼球を傷つけないように施術を進めなければいけません。実績を積んでいる技術力が確かな医師ではないと難易度が高いため、裏ハムラ法を提供しているクリニックは少ないのです。
また眼窩脂肪の量が多い方は、皮膚の切除も同時に行わないとさらなるたるみを引き起こしてしまう可能性もあるため、裏ハムラ法でのたるみやクマ改善は難しいといえます。
突出している脂肪を移動させただけではたるみのある皮膚が引き締まらず、そのまま皮だるみとして残ってしまう場合があるためです。余分な皮膚が出てしまう方は表ハムラ法で改善効果が期待できます。
裏ハムラ法のダウンタイムと術後の経過
術後翌日
痛みについては患部に触れると少し痛みを感じる程度で、術後1週間程で徐々に収まってきます。当院では鎮痛剤の処方がありますので、痛みが強いときはご相談ください。
また術後直後から腫れはじめ、術後翌日〜2日目にピークを迎えます。眼瞼結膜の切開をした箇所に目のゴロゴロ感や目ヤニが出てくることもありますが、通常1〜2週間で治まるでしょう。
術後1週間
腫れが徐々にが落ち着き始め、目立たなくなってきます。強い内出血が出た場合は3週間ほど残る場合もありますが、基本的に内出血は1〜2週間かけて色味が消失していくでしょう。
術後1か月
術後1ヶ月が経過する頃には、傷口の赤みも目立たなくなり自然な印象になります。内出血もこの時には消失しています。
目の下に固さが残ったり、多少の盛り上がり感が残っている箇所がある場合がありますが、1〜3か月かけて症状は落ち着いてくるでしょう。
術後3か月
ほとんどのダウンタイム症状が落ち着き、施術で移動した脂肪が安定してきます。
当院では術後3か月後の診察を推奨しております。それ以外の術後の経過で不安な場合などございましたらいつでも診察を受け付けておりますのでお気軽にお問合せください。
裏ハムラ法のリスク・副作用
痛み、熱感、腫れ、内出血、むくみ症状が現れる場合があります。長くても通常、1か月が経過する頃には全ての症状が目立たなくなってくるでしょう。個人差はございますが、仕上がりは3〜6か月程度となります。
激しい運動や飲酒は腫れや痛みなどのダウンタイム症状を悪化させる可能性があるので、腫れが出ている間は控えましょう。
術後数日は大きく腫れる方が多いため、視界が悪くなる可能性がございます。自動車や自転車などの運転もお控えください。
また、下記に該当する方も施術をお控えください。
・妊娠中、妊娠の可能性のある方
・アレルギーをお持ちの方
・目元に皮膚疾患をお持ちの方
クマ取り手術における各施術との比較
経結膜脱脂術 | |
施術方法 | 下まぶたの内側を5mm程切開し、適度な量の眼窩脂肪を取り除く施術です。皮膚余りがなく、眼窩脂肪の突出が多くない場合に改善効果が期待できます。 |
おすすめのクマタイプ | 黒クマ・赤クマ |
ダウンタイム期間 | 1週間 |
費用 | 通常28万円/モニター22万円 (麻酔代、税込) |
詳細 |
脂肪注入 | |
施術方法 | 自身の脂肪を利用し、目の下に注入することでくぼみを改善する施術です。経結膜脱脂術だけではくぼみや凸凹の可能性がある場合、脂肪注入を併用することで、凹凸のバランスが取れる効果が期待できます。 |
おすすめのクマタイプ | 全てのクマ |
ダウンタイム期間 | 2週間 |
費用 | 通常30万円 (麻酔代、税込) |
詳細 |
裏ハムラ法 | |
施術方法 | 下まぶたの裏側にある結膜を切開し、眼窩脂肪をくぼみ部分に移動させる施術です。眼窩脂肪が少量~中量の方のくぼみやふくらみ、へこみや涙袋のラインを改善する効果が期待できます。 |
おすすめのクマタイプ | 青クマ・黒クマ・混合クマ |
ダウンタイム期間 | 2週間 |
費用 | 裏ハムラ法 通常45万円/モニター37万円 (麻酔代、税込)裏ハムラ法+脂肪注入 通常64万円/モニター54万円 (麻酔代、税込) |
詳細 |
表ハムラ法 | |
施術方法 | 下まぶたの表側を切開して、余分な皮膚の切除と同時に眼窩脂肪を移動させる施術です。余分な皮膚が多い方や、加齢にともなう皮膚のたるみ・へこみを改善する効果が期待できます。 |
おすすめのクマタイプ | 青クマ・黒クマ |
ダウンタイム期間 | 3週間 |
費用 | 通常55万円 (麻酔代、税込) |
詳細 |
当院は大阪でクマ取りを専門とするクリニック
クマ手術の専門クリニックとして、次のことにこだわって手術を行っています。
裏ハムラ法の当院のこだわり3つ
✅丁寧なカウンセリング
![✅丁寧なカウンセリング](https://mikiclinic-kuma.jp/wp-content/uploads/2022/08/0L5A9913.jpg)
当院ではクマの状態やお困りの点を詳しくお伺いするため、医師によるカウンセリング枠を30分とっています。患者様の状況に合わせて、どのような手術が適しているのか、どのように改善されていくのかをしっかり説明し、悩みによりそった施術ができるように、丁寧にカウンセリングをいたします。
✅豊富な知識力・高い技術力による施術
![✅豊富な知識力・高い技術力による施術](https://mikiclinic-kuma.jp/wp-content/uploads/2022/08/IMG_4604.jpg)
裏ハムラ法は皮膚解剖学の知識が豊富な院長が執刀いたします。高度な技術を必要とする裏ハムラや表ハムラ法を、徹底的なリスク管理のもと丁寧に仕上げます。
✅クマ取りを専門とした施術の安心感
![✅クマ取りを専門とした施術の安心感](https://mikiclinic-kuma.jp/wp-content/uploads/2022/08/0L5A7851.jpeg)
当院は美容診療手術において10,000件以上の実績を持つ、クマ取り専門家が院長を務めるクリニックです。豊富な実績と高い技術力で、Googleの口コミは96%以上の満足度を獲得しています。
経結膜脱脂術や脂肪注入は多くのお客様にご満足していただいており、裏ハムラ法と表ハムラ法を新たに提供することで、クマ取りにおいて施術の幅を広げております。
裏ハムラ法や表ハムラ法は眼窩脂肪を固定することで、たるみや黒クマの悩みを根本的に治療できる施術です。患者様の悩みにより添えるよう、今後も高い技術力を提供してまいります。
よくある質問
表ハムラ法と裏ハムラ法の違いはなんですか?
皮膚を切開(切除)するのが表ハムラ、皮膚を切開せずまぶたの裏の結膜を切るのが裏ハムラです。
裏ハムラ法と表ハムラ法はどっちを選べばいいですか?
ふくらみが大きく出ている黒クマの場合は表ハムラ法が適しています。脂肪が前に突出していることで皮膚にたるみが生じている状態ですので、脂肪の移動と同時に余分な皮膚を切除することで、ふくらみとたるみを同時に治療できます。
余分な皮膚がない黒クマの方の場合は、傷の目立ちにくい裏ハムラ法を選択する方が多いです。裏ハムラ法は傷も見えない箇所につけるため、ダウンタイムも短い期間で抑えられます。表ハムラ法に比べて、下眼瞼外反のリスクも少ない傾向にあります。
裏ハムラ法は再発する可能性はありますか?
眼窩脂肪を適切な位置に移動し固定することで、再発リスクは大幅に低減されています。
しかし加齢により目元の筋肉が衰えてくると、たるみが発生する場合もありますので、再発の可能性はゼロとはいえません。
裏ハムラ法は失敗する可能性はありますか?
当院では安全性を最優先しており、細かな手術の経験豊富な院長が執刀いたしますので、安心してお越しください。
このページの監修・執筆医師
経歴
- 平成17年 香川大学医学部卒業後、初期臨床研修
- 平成19年 大阪市立大学医学部付属病院整形外科
- 平成21年 大阪市立総合医療センター整形外科
- 平成23年 大阪市立大学医学部付属病院整形外科
- 平成26年 大阪労災病院整形外科
- 平成27年 東住吉森本病院整形外科
- 平成31年 大手美容クリニック
- 令和3年 MIKIクリニック豊中駅前 院長
資格
- 医学博士(iPS細胞を用いた再生医療研究)
- 公益社団法人 日本整形外科学会 整形外科専門医