今回は、細かなクマ取り手術の症例解説なので、よくわからないかもしれません。

20代の女性で、青クマは強いですが、ふくらみは小さな方です。

肌のハリがあり、ふくらみも小さいので脱脂だけも選択肢になります。

この方は青クマのこともあり、脂肪注入も併用しました。

そのため青クマも改善し、明るい目元になっています。

 

今回解説したいのは、もっと細かい点です。

 

術前は青線で囲んだ部分に凹みがありました。

これは目の下のふくらみのために凹んで見えるだけではなく、

目の下のふくらみ⇒凹み⇒目の下内側のホホのふくらみと、間に挟まれた谷のように実際に凹んでいるわけです。

かなり軽度ではありますが。

 

それが脂肪注入によって、術後には凹みが解消されてフラットになっているのがわかるでしょうか。

 

この方を脱脂だけで治療した場合、この凹みのレベルに合わせて

目の下のふくらみを下げることになります。そうすると目の下がわずかに低くなってしまいます。

普通はとくに問題ないのですが、青クマがあるとわずかな高低差が印象の差につながります。

 

このほんの少しの違いで、目元の印象は大きくかわってくると思っています。