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黒クマのクマ取りと涙袋の症例解説

2024.02.10

クマ取り手術で劇的に改善させられるものが、黒クマです。

経験上、手術では青クマあるも程度改善しますが、茶クマはほとんど変わらないです。

 

今回の症例の方は黒クマがメインでしたの大きく印象が改善しました。

30代女性で、上のように目の下にふくらみがあり、その下に影ができ黒クマとなっています。

このために暗い印象の目元になっています。

 

この方に経結膜脱脂と脂肪注入を行いました↓

黒クマは完全に消失しています。

そのために本来の明るい目元に戻っています。黒くまが無くなると、ここまで印象がかわります。

一つ注意点があります。術前に比べて術後の方が、涙袋直下の影が強くなっています。

これは涙袋が大きい方に手術後に共通して起こることです。

術前は眼窩脂肪によるふくらみで涙袋直下の皮膚が持ち上がり、前に出ていることで上方からの光が当たるようになっています。そのため明るく見えます。

これが脱脂により本来の皮膚の高さに戻るので、術前に比べると暗くなります。

涙袋が大きい人は涙袋の影が落ちるのでより暗くなるというわけです。

逆にいうと涙袋の境界が際立つので、涙袋が強調されて見えてきます。

 

症例写真はすべてノーライト、目の下ノーメイクです。