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クマ取りのダウンタイムは個人差が大きい!

2024.02.20

目の下のクマ取りのダウンタイムは、必ずと言っていいほど診察に来られた方が気にされるポイントです。

内出血や腫れなどのダウンタイムがあるからクマ治療に踏みきれない方も多いと思います。

 

私もできる限りダウンタイムが軽度になるように色々な工夫を行っています。

丁寧な手術操作、術後アイシング、トラネキサム酸の使用などです。

 

この中でダウンタイムにとって一番大事なのは丁寧な手術操作です。

雑で粗い手術を行うと強いダウンタイムは必発ですが、ここで悩ましいのが、きっちりと丁寧に手術をしても、みなさんのダウンタイムが非常に軽いかというと残念ながらそんなことはありません。個人差があり、どうしてもダウンタイムが強くでてしまう場合があります。

 

脱脂だけなのに、たいへん申し訳ないのですが内出血が強く出てしまうこともあります。

一方で、この下の方のように経結膜脱脂と脂肪注入を行ってもダウンタイムが非常に軽度な場合もあります。

 

これまでの経験から、ダウンタイムの強さは

・経結膜脱脂+脂肪注入>経結膜脱脂

・高齢>若年

といった傾向があります。

 

ほかには高血圧があると内出血が増えやい印象です。

あとは日常生活のちょっとしたことで内出血を起こす方、たとえば少し腕を物にぶつけただけでアオタンができるようだと、やはり手術後にも内出血を起こしやすいですね。

 

いずれのダウンタイムも完全に消失しますので長期的には心配することは何もないのですが、やはり1,2週間とはいえダウンタイムが目立つのは気になるところだと思います。

ダウンタイムが出ないという絶対の結果をお約束することはできませんが、ダウンタイムを最小化するように丁寧な手術操作を行うことは必ずお約束します。