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目の下のクマにおける経結膜脱脂と脂肪注入の最適化

2024.02.26

目の下のくま治療で大事なこととして、目の下全体の「ボリュームの最適化」があります。

ホホも含めていかに目の下全体のボリュームを維持するか、改善させるかということです。

 

脱脂はボリュームを減らす治療で、目の下全体のボリュームが保たれている方に向いている手術方法です。たとえば若い方、ふくらみが小さい方、ホホが高い方などです。

つまりボリュームを一方的に減らすだけで問題ない場合です。

 

その一方で、ふくらみが大きい方、皮膚の余りが強い方、ホホが低い方は、脱脂によるボリュームロスを他の方法で補う必要があり、その方法として、脂肪注入があります。

ですので脱脂と脂肪注入を行う場合には、脱脂量と脂肪の注入量を目の下全体のバランスをみながら行っています。

 

手術の手順として最初に脱脂を行いますが、その後に行う脂肪注入を念頭にどこまで脱脂するのか、あえて残して脂肪注入でバランスさせるのか、そういったレベルで治療を行っています。

 

とくに本来なら皮膚の切除を行う表ハムラ法が適応になるような目の下のたるみやふくらみが強い場合には、このボリュームの最適化が重要です。

 

こちらは50代の男性です。

目の下のたるみ、皮膚のハリの低下が著しく、本来なら表ハムラ法が適応となるような方です。

 

脱脂と脂肪注入によって、目の下からホホにかけてのボリュームを最適化することで、シワを増加させることなく、目の下のふくらみ、黒クマを改善させました。

 

また皮膚を切らないのでダウンタイムも強くないことも脱脂+脂肪注入のメリットです。