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笑うと目立つ脂肪注入のぼこつき

2024.03.08

くま取りで目の下に脂肪注入を行うときに要注意なのが「ボコツキ・しこり」です。

脂肪を塊で注入してしまうと、脂肪が硬く残って見た目でわかるボコツキ・しこりが残ることがあります。

 

その一方で、無表情のときはわからないのに、笑ったときにボコツキ・しこりが出てくることがあります。

 

これは表情筋の動きにより、その上の脂肪組織、皮膚が動くことで発生します。

無表情ではわからない程度でも注入脂肪が塊で残ってしまうと、塊となった注入脂肪は周りの組織と弾性(変形度)が異なるために笑ったときにボコツキ・しこりとして見えてしまいます。

これはとくに目の下でも鼻に近い内側で起こりやすい印象です。

この部位は鼻筋や上唇鼻翼挙筋がありよく動く場所であること、中央外側にくらべて皮下組織が薄いため目立ちやすいためと考えています。

 

笑ったときだけ出てくるボコツキ・しこりを防ぐにも、徹底的に細かく脂肪を注入することが大事です。塊にせずに、周囲の組織になじませるように注入すること。これが重要です。

私はさらに手術中に笑っていただいて実際にボコツキ・しこりにならないかを入念に確認しながら脂肪注入を行っています。

ですので、患者さんには申し訳ないですが、最後の脂肪注入は目が覚めている状態で行っています。

怖さが多少あるとは思いますが、大事なことなのでご協力いただいています。

 

手間はかかりますが、これらを丁寧に行うことで、笑ったときのボコツキ・しこりのほとんどは回避可能です。