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裏ハムラによる凹みの改善(続き)

2024.08.30

前回のつづきです。

 

裏ハムラ法の良い適応(手術が向いている)に、目の下のハの字の凹みがあります。

この凹みは靱帯が皮膚を引き込んでできるものです。

 

裏ハムラではこの靱帯を切離して、その下に眼窩脂肪を引き込みますので、このタイプの凹みに対して力を発揮します。

 

 

術後3か月で眼窩脂肪によるふくらみが解消すると同時に、靱帯によるハの字の凹みも改善しています。

これを同時に達成できることが裏ハムラ法のメリットであり、脱脂と裏ハムラ法の違いです。

脱脂だけではふくらみは解消しますが、凹みはそのまま残ります。

 

裏ハムラ法は脱脂に比べてメリットがありますが、靱帯や筋肉を剥離する必要があり適応を見極めることが重要です。