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ふくらみが小さい場合の裏ハムラ法の効果

2024.09.11

裏ハムラ法は過剰にふくらんでしまった眼窩脂肪を下方に移動させる手術です。

そのため眼窩脂肪のふくらみがある程度大きい方が移動できる脂肪量が多いので、術後の変化が出しやすくなります。

 

今回は術前の目の下のふくらみが小さい方の術前後の変化です。

30代女性です。

 

術前、右の目の下のふくらみは小さく、左はある程度の大きさがありますがさほど大きくはありませんでした。

術後はともに仕上がりは良好で、たしかにふくらみの大きかった左で術前後の変化量は大きくなっています。

 

ただ、ふくらみの小さい右もしっかりとした変化がでて、術前に比べるとオージーカーブと言われる自然なカーブを描き、明るい目元になっています。

 

とくにこの方は目の下のハの字の凹みが高い(目に近い)タイプでしので、しっかりとした変化がでました。

 

裏ハムラ法はふくらみがほとんどない場合でも目元のタイプによってはある程度のクマ改善効果は出せるという報告もあります。

 

私の実感としても、ふくらみがなくても眼窩脂肪はある程度引きだしてくることが可能ですし、眼窩隔膜の再縫着を行うだけでもハの字のラインのある程度の改善は見込めると感じています。