目の下のクマで、目の下のハの字の溝が目立つ場合があります。
ハの字の溝の下を指で押してもその溝が残るようなら、その溝の原因になっているティアトラフ・リガメントという靱帯に対する処置を行う必要があります。
↑こちらが典型的な目の下のハの字の溝が目立つ方です。
ティアトラフ・リガメントによってハの字の溝が目立つ解剖学的な理由は、次の図のようになります。
figure:Dermatol Surg 2020;46:e118-e125より引用
裏ハムラ法はこの靱帯を直接処理しますので、溝の改善効果が高い施術になります。
靱帯が短い方で脱脂+脂肪注入で対応する場合は、脂肪注入の際にこのリガメントを緩める処置も同時に行います。ただ靱帯を完全に処理することはできませんので、溝は少し残る傾向があります。