茶クマ

茶クマ

茶クマとは

茶クマとは

色素沈着やシミでできる茶色いクマです。

色素沈着は生まれつきのことが多いですが、アトピー性皮膚炎やコンタクトの着脱で目を擦るクセがある方にも多くみられます。

目元の皮膚は薄いので刺激で簡単に色素沈着を起こしてしまいます。

また老人性色素班(いわゆるしみ)や雀卵斑(そばかす)などのシミが目の下にあるとクマのように見えます。

影クマと思われていたものの一部が実は茶クマということもよくあります。

茶クマの見分け方

茶クマは光を当てても、皮膚を引っ張ってもなくなりません。

影クマに隠れているシミは、光をあてて影をなくすことで、はじめてわかることもあります。

茶クマの治療法

色素沈着

目を擦るクセがある場合にはそれを止めることが一番です。洗顔やメイク落とし、アイクリームなどの使用時などに肌を強く擦っていないかも確認してください。

次に日焼け止めの使用です。紫外線は色素沈着やシミを悪化させますので日焼け止めでこれを予防していきます。日焼け止めを塗るときにも優しく、擦らないようにしてください。

外用薬(トレチノインやハイドロキノン)や内服薬によって色素沈着を少しずつ改善させる方法もあります。目元は粘膜が近かったり、皮膚が薄いために外用薬によるトラブルも起きやすい場所ですので、注意が必要です。

保湿も重要です。目元の皮膚には皮脂腺がなくどうしても乾燥傾向になります。乾燥すると摩擦などの刺激が強く皮膚に伝わってしまい色素沈着の原因になりますので、目元は特にしっかりと保湿してください。

シミ

シミの種類によってシミ取りレーザーなどで取り除くことが可能です。具体的にはQスイッチレーザーやトーニングなどがあります。