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若いころからの目の下のクマ

2023.12.26

10代などの若いころから目の下が暗い方も多くおられます。

こういった方には大きく分けて2つのパターンがあります。

 

パターン①茶クマが非常に強い

アレルギーなどで目元を擦るクセがあったり、生まれつき目の下に色素沈着があるパターンです。

手術よりもむしろ外用薬などでの治療が向いています。

 

パターン②目の下のホホが骨格的に低く、かつ青クマがある

目の下のホホが低いので目元が暗くなります(影クマ)。これだけなら暗さはまだ軽度のことが多いのですが、その状態に青クマが乗ることで非常に暗く見えます。

こちらは脂肪注入でかなり改善させることができます。

 

↓パターン②の方です。

 

20代の女性で、10代から目の下の暗さが気になっていました。

下に示したように、ホホの低さによる影クマ(灰色線)と目の下全体の青クマ(青色線)が目立ちます。

 

この方に対して、脱脂と脂肪注入を行いました。

影クマはほぼ消失し、青クマも改善しています。

この2つの効果で目元は明るくなっています。

 

(手術前後の鼻筋への光の当たり加減、鼻下の影の落ち具合から、ライトの当たり方はほぼ同条件であることがわかると思います。もちろん前方からのライトは使用していないので黒目は光っていません)