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若い男性のクマ治療

2024.01.15

目の下のくまで悩まれる若い男性では、パターンがいくつかあります。

そのパターンによって、目のクマ取りの方法が変わってきます。

 

そのうちの一つとして、目袋は小さいのですが、TTLという靱帯がきつく、目の下の「ハ」の字がラインがくっきりと目立つものがあります。さらに青クマや茶クマが重なってくると暗さが際立ちます。

 

このパターンでは脱脂だけではTTLの処理ができず目の下全体が暗くなり、また眼窩脂肪のふくらみが小さいので裏ハムラ法での改善もあまり見込めません。

さらに脂肪注入併用でも、体脂肪率が低い場合(若い男性で多い)には脂肪の生着率が低いので注意が必要です。

 

最近3か月のフォローで来られた方もまさにそのパターンでした。

 

30代の男性で、靱帯による「ハ」の字のラインが目立ち、目袋のふくらみは軽度、青クマは強い状態です。

やせ型のため脂肪注入を悩みましたが、ご本人と相談して脱脂+脂肪注入を行いました。

 

それぞれ上段が術前、下段が術後3か月です。

 

手術ではTTLという靱帯の処理を行い、マイクロファットでボリュームを出し、ナノファットで青クマを改善させています。

とくに術前に「ハ」の字のラインがきつかった左もしっかりと改善しています。

幸い注入した脂肪の生着も良好で、明るい目元になりました。

 

 

しっかりと診察し、丁寧に説明しますので、診察では遠慮なく何でも聞いてください。