目の下のくまとりでは、症例写真にも強いこだわりがあります。
「手術結果をよく見せたい!」ということではなく、「正しい撮影条件」の症例写真を出すということです。
目元は顔の印象に大きく影響するので、ちょっとした撮影条件の違いでよく見えたり、悪く見えたりします。
そのために本当に手術で改善したかを判別するには、正しい環境で撮影する必要があります。
くま取り手術を専門としてこだわって行っていますので、その成果をしっかりと見てもらいたいわけです。
もう一つ、自分の手術手技向上のためという理由もあります。
きちんと手術結果を評価することで、どんどん手術技術を向上させることができます。
PDCAサイクルのCheckをきちんとするということです。評価できないものは改善できないからです。
ちなみにクマトリ手術の正しい撮影条件は、
・天井光で撮影(黒クマを評価するため)
・目の下はノーメイク(青くま、茶くまを評価するため)
・手術前後で、顔の傾きや天井光からの位置を合わせる(これが結構難しいです)
などがあります。
二重手術の症例写真であるような前方ライトは、クマ取り手術では黒クマが評価不能になりますので論外です。
たとえばこちらの症例写真(脱脂+脂肪注入。術後3か月)はこれらの条件をしっかりと満たしています。
左黒目の上に天井光が同じように映り込み、鼻から落ちる影も前後で同じです。
特に顔の傾き(うつむき加減)を調整するのはかなり難しいので、毎回これほど条件を揃えて撮影するのは至難ではあります。
ここまで正確な症例写真で手術結果を評価できれば、自分の手術手技のさらなる改善点を見つけやすくなります。