今回も目の下のクマ手術の長期経過症例です。
40代の女性で、目の下のふくらみに対して、経結膜脱脂術と脂肪注入を行いました。
症例写真は、それぞれ上段が術前、下段が術後1年、正確には術後1年6か月です。
術後1年6か月で目の下のふくらみの再発はなく、注入した脂肪もしっかりと定着しています。
これは斜めから撮影した症例写真を見るとはっきりとわかります。
術前は目の下のふくらみの直下が凹んだようにボリュームがなかったのが、術後には脂肪注入によってふっくらとしたきれいなオージーカーブが形成されています。
オージーカーブは、涙袋のふくらみがあり、その下の涙袋のくびれ、さらにその下のホホがふっくらとすることで形成されます。
このホホの自然なふくらみが、脂肪注入の1年6か月後でも維持されていることがポイントで、1年ほどでなくなるヒアルロン酸との大きな違いです。
注入脂肪は長期間維持されることが、注入物として大きなメリットになります。
また脂肪は周囲の組織とのなじみがいいのも長所の一つで、まったく違和感のない目元に仕上がっています。
症例写真はすべて、ノーライト、目の下ノーメイクです。