50代女性のクマ手術1年後です。
それぞれ上段が術前、下段が術後1年(正確には1年6か月)です。
目の下のふくらみの再発はなく、注入した脂肪もよく残っています。
目の下のふくらみと、それに伴う影クマがなくなったことで、健康的な目元になっています。
さらに脂肪注入によって目の下のホホが高くなったことで、若々しい印象にもなっています。
この方がおっしゃるには、手術をしてから肌のハリが出た気がするのとのことでした。
これは脂肪注入によってボリュームが回復し肌のハリが改善したからかもしれません。
また脂肪注入を行うとその部位の皮膚組織に信号が送られて、皮膚のコラーゲンが増えるという基礎研究もありますので、こちらが影響している可能性もあります。
ただこの場合は術後1年6か月にも影響しているかははっきりとしないところです。
クマ治療でボリュームの補正が必要な場合は、手術を検討される方にはヒアルロン酸ではなく脂肪注入をおすすめしています。
それは、効果が永続的である、周囲組織とのなじみがいい、皮膚の薄い目の下にも注入できるからです。
手術を避けたい方には、ヒアルロン酸によるボリューム補正を行っています。
手術の経験を活かして、目の下へのヒアルロン酸注入もこだわって行っています。
手術は検討しているが脂肪注入を避けたい方には、裏ハムラ法を行っています。
今回の症例写真も、ノーライト、目の下ノーメイクです。