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目次
目の下のクマの種類
黒クマ(影クマ)
クマ取り手術で改善させることのできる代表的なクマです。
若いときから目立つ方もいますが、多くは眼球の支持靱帯が緩んでくる40代以降から目立ってきます。
眼球の下にある眼窩脂肪が前方に突出することで目の下の皮膚がふくらみ、そのすぐ下に影ができて目元が暗くなります。長年放置するとふくらんだ皮膚が引き伸ばされてたるんできます。
ふくらみのために、涙袋の境界がぼやけてはっきりしなくなることもあります。
年齢とともにふくらみとそれによる黒クマは悪化していきます。
黒クマの見分け方のポイント
- 上を向くとクマが薄くなる
- 目の下にふくらみがある
黒クマになりやすい人
- パソコンやスマートフォンを長時間見ることが多い
- 加齢とともに筋肉が衰えてしまっている
普段からパソコンやスマートフォンの画面を見ている方に多いクマタイプです。画面を注視する機会が多いと、徐々に眼輪筋が衰えてしまい、眼球を支えきれなくなります。下垂してしまった眼球に押し出された眼窩脂肪によって目の下がふくらみ、そのすぐ下に影ができてしまうのです。
また、黒クマを引き起こす原因は眼輪筋が衰えることだけではなく、ロックウッド靱帯の緩みによっても引き起こされます。
ロックウッド靱帯は、ハンモックのように眼球をつるして支える役割を持つ靱帯のことです。加齢によりロックウッド靱帯が緩むと、支えきれなくなった眼球が下垂してしまい、眼窩脂肪を圧迫して黒クマを引き起こします。
黒クマの症例
こちらの症例は、黒クマの場合です。
突出してしまった眼窩脂肪の下に影ができ、老けた印象を与えてしまいます。 |
青クマ
血行不良によって血流の流れが滞ってしまい、静脈が目の下で透けて見えている状態です。
寝不足や疲労によって目の筋肉が緊張すると、血管が圧迫されてしまい血行不良になってしまいます。筋肉は緊張すると収縮力が増す性質を持つため、固くなった筋肉により静脈が圧迫され、酸素をうまく取り込めなくなります。酸素が少なくなった血液は黒みがかかった赤色に変色してしまうので、皮膚が薄い目の下は青クマとして目立ってしまうのです。
また眼輪筋という筋肉が透けて見えることで、目の下が赤っぽくなることもあります。眼輪筋には赤い色素タンパク質である、ミオグロビンが多く存在しているためです。眼輪筋の下にある眼窩脂肪がふくらむことで眼輪筋が圧迫され、より浅いところに押し出されるため、赤く透けて見えます。
眼窩脂肪のふくらみが原因ですので、赤クマは黒クマと一緒に存在することがほとんどです。両者が混在して赤黒く見えることも多くあります。
青クマの見分け方のポイント
- 目の下を引っ張ると色味が薄くなる
- まぶたの内側が青白くなっている
青クマになりやすい人
- 寝不足で疲労が溜まっている
- 普段から長時間のデスクワークが多い
青クマは血行不良によって血管が通常よりも目立ってしまっている状態なので、皮膚に色味がついているわけではありません。皮膚を引っ張って色味が消えれば、目の下の血流が滞っているため、青クマだとわかります。
普段からデスクワークが多い方や寝不足が続いている人は、筋肉が固まってしまい血行不良を引き起こす可能性があり、青クマを引き起こしやすいです。
青クマの症例
こちらの症例は、青クマと赤クマが混合している方の場合です。
目のすぐ下に赤クマがあり、目の付け根から頬の上辺りまで、青クマがあります。
突出した脂肪により筋肉が押し出され、眼輪筋の色味が透けて見えている状態で、さらに青クマが下にあることにより、目元が暗い印象を与えてしまいます。 |
茶クマ
摩擦によってメラニンが色素沈着してしまっている状態です。
アイメイクをオフする際に目の下を強く擦ったり、洗顔時にゴシゴシと擦るような洗い方をすると、身体の防御反応でメラニンが発生してしまいます。発生したメラニンが肌に沈着してしまい、ターンオーバーが追いつかずメラニンの排出がされていないことで、茶クマとして残ってしまうのです。
また加齢や紫外線が原因のシミである老人性色素班や、生まれつきのそばかすである雀卵斑などのシミが目の下にあると、茶クマのように見えます。
茶クマは色素沈着が原因で引き起こされるので、目の下にシミがある場合は茶クマではありません。
茶クマの見分け方のポイント
- 目の下の皮膚を引っ張るとクマの色味が動く
- くまの色味が茶色
茶クマになりやすい人
- 目を擦るクセがある
- メイクオフ時に目元を強く擦ってしまう
茶クマは摩擦による色素沈着によって起こります。そのため、目の下を引っ張ったときに、色味がついてくる場合は茶クマだと考えらるでしょう。一度メラニンが沈着してしまうと、セルフケアでは改善に時間がかかってしまいます。
目元の皮膚は薄いため、少しの刺激でも簡単に色素沈着を起こしてしまうので、洗顔時やクレンジング時には注意が必要です。
茶クマの症例
こちらの症例は、茶クマと黒クマが混合している方の場合です。
眼窩脂肪が突出していて、目の下が茶色くくすんだ状態になっており、目元が不健康な印象を与えてしまいます。 |
目の下のクマの改善方法とメイクで隠す方法
黒クマの改善方法
黒クマは眼窩脂肪を支える眼輪筋の筋力低下が原因なので、眼輪筋のトレーニングにより改善効果が期待できます。左右の目をウィンクして目元全体の筋肉を動かしたり、眼球をゆっくり上下左右に動かして筋肉をほぐしてあげたり、普段動かさない目の動きを意識して眼輪筋を鍛えましょう。
乾燥による目元のたるみ改善には、肌に張りや弾力を与える効果がある、コラーゲンやエラスチンの生成を助けてくれる成分が配合されている保湿剤も有効です。レチノールやナイアシンアミド、ビタミンC誘導体が配合されている保湿クリ―ムやアイクリームを塗り、コラーゲンとエラスチンの生成を促してあげましょう。コラーゲンを摂取できる食事や、エラスチン配合のサプリを摂ることもおすすめです。
どうしても改善が難しい場合は、眼窩脂肪を取り除く、余計な皮膚を切除するなどの美容整形でも黒クマを改善できます。
黒クマをメイクで隠す方法
黒クマの原因となる影を隠すためには、ベージュ系のハイライトを使用するといいでしょう。影が出ている部分全体に塗り込むのではなく、目尻から頬骨の上あたりに斜めに線を入れていくことがポイントです。クマの1番濃い部分にコンシーラーを塗り、周りに馴染ませるように指の腹でポンポンと叩くように馴染ませましょう。全体に塗ると厚塗りになってしまいメイクがよれる原因や、不自然に目元が明るくなり逆に影が目立つ原因になってしまうためです。
血色が悪く青クマと併発している場合は、赤系のチークやリップを薄く点置きして馴染ませた後、ベージュ系のハイライトで軽く肌の色味を整えてあげるといいでしょう。赤系のコントロールカラーでも隠せますが、チークやリップは色味が出やすく、次に塗るハイライトの馴染みがいいため、メイクで隠しにくい青クマとの併発にも効果が期待できます。
青クマの改善方法
青クマは血行不良が原因によって引き起こされるため、目元の血流を温めることで改善効果が期待できるでしょう。ホットタオルやホットアイマスクを当てると、目元の血管が拡張し、血流を促進してくれるため血行不良の改善に繋がります。
また目の周りをマッサージすることで、老廃物の排出を促して血行を促進してくれる効果があります。目の周りの皮膚は薄く、少しの刺激で色素沈着になる恐れがあるため、マッサージの際はオイルやマッサージクリームを使用しましょう。マッサージは内側から外側に、老廃物を外へ流すイメージで行うことがポイントです。
中指と薬指を中心にそっと目元に当て、目頭から上まぶた、目尻を通って耳の下に流していきましょう。クマが目立つ目の下は、クマを指で3秒ほど押してから目頭から下まぶた、目尻を通って同じように耳の下に流してください。血行が良くなっている、入浴中にマッサージを行うのも良いでしょう。
その他、睡眠不足や疲労が続くことによって交感神経が優位となり、身体が常に緊張している状態になってしまいます。寝不足も血行不良の原因になるため、普段の生活習慣に半身浴や充分な睡眠時間の確保も青クマに効果が期待できます。
青クマをメイクで隠す方法
青クマをメイクで隠すには、オレンジ系のコンシーラーを使用するといいでしょう。色相環の反対側にある色を重ねると、互いに色を打ち消し合う性質があるので、青の補色であるオレンジ系の色を使用するとクマをメイクで目立たなくできます。クマの色が濃い青の場合は濃いオレンジ、緑に近い青の場合は赤を使用するといいでしょう。
コンシーラーやコントロールカラーで隠しきれない場合は、チークやリップを代用することも可能です。チークやリップを代用する場合は、コンシーラーのように線上や全体に塗るのではなく、クマの部分に点状において馴染ませましょう。
茶クマの改善方法
茶クマを改善するためには、目元への刺激を極力減らすことが大切です。沈着してしまったメラニンの排出を促すために、肌のターンオーバーを正常に整えましょう。肌が乾燥しているとターンオーバーが滞り、色素沈着の原因であるメラニンが排出されにくくなるため、保湿力の高いスキンケア用品に変更しましょう。
セラミドやコラーゲンが配合されている保湿剤は、肌のバリア機能を正常に整え、肌のうるおいを守ってくれる役割があります。美白成分である、ハイドロキノンやトラネキサム酸は、メラニンの生成を抑え肌の色を整えてくれる効果が期待できるので、保湿剤との併用がおすすめです。
また紫外線ダメージによってメラニン生成が活性化され、色素沈着が起こりやすくなることもあります。メラニンの生成が活性化された状態で摩擦を加えてしまうと、少しの刺激でも茶クマの原因となる色素沈着を誘発しかねません。これ以上クマを濃くしないために、普段から日焼け止めの使用を習慣づけましょう。
茶クマをメイクで隠す方法
茶クマは黄色の色味が入っているコンシーラーや、コントロールカラーを使用するといいでしょう。色素沈着が原因のため、メイクオフの際に優しく洗うだけで落ちるタイプの、軽めのメイク用品を選ぶことがポイントです。
黄色の色味が強いコンシーラーを、1番濃い茶クマの部分に線上に塗った後、少し明るい色味で回りをぼかしてあげると馴染みがよく自然な仕上がりになります。
注意点として、メイクオフの際にはオイルや泡タイプよりも、保湿も同時に行えるクリームタイプのクレンジングを選ぶようにしましょう。ポイントメイク用のクレンジングの多くは、オイルなど刺激の強いものが多いので、茶クマができている方にはおすすめしません。
目の下のクマの主な治療法
経結膜脱脂術
経結膜脱脂とは、眼輪筋の衰えやロックウッド靱帯の緩みによって押し出された眼窩脂肪を取り除く施術です。下まぶたの内側を5mm程切開し、適度な量の眼窩脂肪を取り除きます。眼窩脂肪の突出によって目の下がふくらんでしまった、黒クマや赤クマの改善に効果が期待できるでしょう。
皮膚を切開するわけではないため、肌に傷跡が残るわけではなく、ダウンタイムも比較的短いことが特徴です。ダウンタイム症状として、腫れや内出血が起こる方もいますが、1~2週間程度で症状は落ち着いてきます。
症例写真
こちらの症例は、目の下のふくらみによる黒クマに対して経結膜脱脂術を行いました。
突出していた脂肪がなくなったことで、ふくらみの下の影がなくなり、明るい目元に戻りました。 |
施術名:経結膜脱脂術
施術の副作用・リスク:腫れ、内出血、ふくらみの再発など
施術の価格:28万円(税込)
こちらの症例は、茶クマと黒クマが混合しているタイプの施術後です。
眼窩脂肪を適量切除することにより、術前目立っていたふくらみが解消され、茶クマの色味が目立たなくなっています。 |
施術名:経結膜脱脂術
施術の副作用・リスク:腫れ、内出血、ふくらみの再発など
施術の価格:28万円(税込)
こちらの症例は、黒クマのタイプの施術後です。
突出していた脂肪がなくなったことにより、皮膚のたるみが解消してスッキリとした目元の印象になりました。 |
施術名:経結膜脱脂術
施術の副作用・リスク:腫れ、内出血、ふくらみの再発など
施術の価格:28万円(税込)
脂肪注入
脂肪注入は、自身の脂肪を吸引し、目の下に注入することでボリュームを増やせる施術です。経結膜脱脂術だけでは解決できないクマの場合、脂肪注入を併用することで、より自然に近い見せ方が可能となります。すべてのクマに対して有効で、クマ取りの中でも万能な施術です。
経結膜脱脂術のみでは、目の下がのっぺりとして印象が暗くなったり、凹凸ができてしまうような症例の際に提案しております。経結膜脱脂術だけでは限界がある症状の場合、脂肪注入を併用することで改善効果が期待できます。
当院では幅広い世代の方に経結膜脱脂術+脂肪注入を施術させていただいております。ふくらみが無くなっただけの目元より、より立体的な印象の目元に仕上げることが可能です。
症例写真
施術名:経結膜脱脂術+脂肪注入
価格:48万円(麻酔代、税込)
リスク・副作用:腫れ、内出血、ふくらみの再発、ぼこつきなど
施術名:経結膜脱脂術+脂肪注入
価格:48万円(麻酔代、税込)
リスク・副作用:腫れ、内出血、ふくらみの再発、ぼこつきなど
施術名:経結膜脱脂術+脂肪注入
価格:48万円(麻酔代、税込)
リスク・副作用:腫れ、内出血、ふくらみの再発、ぼこつきなど
施術名:経結膜脱脂術+脂肪注入
価格:48万円(麻酔代、税込)
リスク・副作用:腫れ、内出血、ふくらみの再発、ぼこつきなど
施術名:経結膜脱脂術+脂肪注入
価格:48万円(麻酔代、税込)
リスク・副作用:腫れ、内出血、ふくらみの再発、ぼこつきなど
表ハムラ法
表ハムラ法は眼窩脂肪移動術とも呼ばれており、下まぶたの表側や眼輪筋を切開し、余分な皮膚を切除した後、眼窩脂肪を適切な位置に移動させる施術です。移動させた眼窩脂肪を骨に固定することで、たるみやふくらみを改善する効果が期待できます。
注意点として、1週間後に抜糸が必要なため、再受診する必要があるので、スケジュール調整が必要です。
ダウンタイム中は、内出血や腫れ、傷口の赤みなどの症状が現われる場合もありますが、腫れや内出血は通常1~2週間で消失します。個人差はありますが、傷口の赤みが3か月程続く方もいらっしゃいます。そのため、裏ハムラ法と比べると、ダウンタイムが比較的長い施術です。
裏ハムラ法
裏ハムラ法は下まぶたの裏側にある結膜を切開し、眼窩脂肪を適切な位置に移動させる施術です。移動させた眼窩脂肪を骨に固定することで、たるみやふくらみを改善する効果が期待できます。表ハムラ法とは違い、裏ハムラ法は皮膚を切除しないので、肌に傷跡を残したくない方におすすめの施術です。
注意点として、たるみやふくらみが大きい場合、裏ハムラ法での改善は難しい場合があります。
ダウンタイム中は、腫れや熱感、痛みなどの症状が現われる場合もありますが、これらの症状は通常1~2週間で落ち着いてきます。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、クマ取りを目的とした施術の中でも手軽に受けられる施術の一つです。目の下の膨らみにヒアルロン酸を注入することで、ヒアルロン酸が膨らみ注入箇所付近のボリュームを補充することにより高低差がなくなり、クマが目立ちにくくなります。
ヒアルロン酸注入は当院では1cc78,000円(税込)で提供しており、経結膜脱脂術や脂肪注入と比べると施術料金は安価に受けることができますが経結膜脱脂術や脂肪注入より明確な改善効果は見込めません。
また効果を実感できる持続期間も6~12か月程度と限りがあります。
経結膜脱脂術や表ハムラ法などの外科手術にはまだ抵抗がある方や予算に限りのある方にはおすすめできますが、持続的な改善効果を期待される方には当院では推奨はしておりません。
HIFU
HIFUは超音波を当てることで、筋肉を包んでいる膜(筋膜)を収縮して引き締める効果が期待できるので、眼輪筋の衰えによる黒クマに効果が見込めます。
当院ではウルトラフォーマー3という機器を用いて施術させていただいております。
また超音波の熱でダメージを受けた部分は、傷を治す過程でコラーゲンやエラスチンを生成するので、目元に張りや弾力が生まれます。
ヒアルロン酸と同様、施術自体は1回あたり1万円台と安価に受けられるクマ治療の一つですが、効果が出るまで施術回数を重ねる必要があるため、結果的にトータルコストも経結膜脱脂術や脂肪注入より高くなる傾向にあります。
またHIFUも効果の持続期間は個人差はありますが3~6ヶ月程度で落ち着きますケースがほとんどなので持続的な効果を求める方には推奨できない施術です。
カベリン注射(脂肪溶液注射)
カベリン注射とは、脂肪細胞を減少させ体外に排出させることで、瘦身効果が期待できる注射です。
黒クマの原因となる眼窩脂肪への注射は可能なのか?と疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、当院では提供しておりません。
目元の脂肪溶液注射は、腫れや炎症を引き起こす可能性があるだけではなく、周囲の目の筋肉や視神経に炎症が広がる恐れもあるためです。
当院ではカベリン注射はあくまで頬、顎下、鼻、二の腕、腹などの部位における部分痩せ(脂肪細胞を減らす)施術として提供しております。
PRP皮膚再生療法
PRP皮膚再生療法は、採集した自分の血液から血小板を取り出し、気になる部位に注入する施術です。血液凝固や止血で知られている血小板ですが、傷を修復する作用も持ちます。さらに成長因子を放出してくれるので、注入することでたるみやシワなどの肌トラブルに対し、肌組織を修復する効果が期待できるのです。
成長因子により皮膚組織が活性化されるので、ターンオーバーを促し、茶クマの原因となっていたメラニンの排出に繋がります。また傷を修復する過程で生成される、ヒアルロン酸やコラーゲンが増えるため、黒クマの改善にも効果が見込めるのです。
さらに肌が再生されることで、健康な皮膚が生成され皮膚に厚みも出るため、青クマや赤クマにも効果が期待できます。
肌そのものを活性化させる施術なので、即効性はないですが継続期間は3年以上です。ダウンタイムは2~3日の腫れや痛みといった症状が出る場合もありますが、2~3日程で消失することが多いです
よくある質問
経結膜脱脂術の効果はどれくらい持続しますか?
1度行えば効果は半永久的に持続します。
経結膜脱脂術で眼球に傷はつきませんか?
当院では安全性を最優先しておりますので、傷がつくことはほとんどありません。
院長である池田は手外科専門医の資格を取得、さらに髪の毛よりも細い糸を用いたマイクロサージャリーと呼ばれる技術の経験を持ちます。細かな手術の経験豊富な医師が執刀いたしますので、安心してお越しください。
脂肪の取りすぎが良くないといわれるのはなぜですか?
脂肪を取りすぎることで、空いたスペースによってシワやくぼみができてしまう可能性もあるためです。クマ取りの際、脂肪を多く取ることが良いわけではありません。脂肪を除去する際、患者様のお顔のバランスや皮膚の厚みなどを考慮し、最適な量を見極めることが大切です。
当院では、自然な仕上がりにするため、最小限の量の脂肪を取ったあと、一度イスを起こしてお顔を確認させていただいております。この作業を繰り返すことで、その人にとって最適な脂肪を除去する量が調整できるためです。
表ハムラ法と裏ハムラ法はどちらがおすすめですか?
ふくらみが強い黒クマの方は表ハムラ法がおすすめです。突出した脂肪により皮膚にたるみが生じている状態ですので、脂肪の移動と同時に余分な皮膚を切除することで、ふくらみとたるみを同時に治療できます。
逆に余分な皮膚がない黒クマの方であれば、傷の目立ちにくい裏ハムラ法を選択する方が多いです。裏ハムラ法は傷も目立ちにくく、ダウンタイムも表ハムラ法より短い期間で済むためです。また表ハムラ法に比べ、まぶたが外側にめくれる下眼瞼外反のリスクが少ない傾向にあります。
このページの監修・執筆医師
経歴
- 平成17年 香川大学医学部卒業後、初期臨床研修
- 平成19年 大阪市立大学医学部付属病院整形外科
- 平成21年 大阪市立総合医療センター整形外科
- 平成23年 大阪市立大学医学部付属病院整形外科
- 平成26年 大阪労災病院整形外科
- 平成27年 東住吉森本病院整形外科
- 平成31年 大手美容クリニック
- 令和3年 MIKIクリニック豊中駅前 院長
資格
- 医学博士(iPS細胞を用いた再生医療研究)
- 公益社団法人 日本整形外科学会 整形外科専門医