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青クマ茶クマも強い場合の症例解説

2024.03.04

目の下のふくらみによる黒クマに加えて、血管が透けて見える青クマや色素沈着による茶クマが一緒にある方は意外に多いです。

むしろ青クマも茶クマもまったくない人は少数です。

 

青クマ、茶クマが強い場合に注意していることは、次の2点です。

①脱脂をしすぎない

②ホホを高くする

 

①②ともに目指すところは同じで、目元に自然な凸カーブを作ることで、目元に多くの光が当たるようにすることです。

光が当たることで、青クマ、茶クマがあっても明るく見えるようになります。

 

脂肪注入で青クマはある程度改善しますが限界があります。

茶クマは脂肪注入でも直接的にはほとんど改善しません。

 

だからこそ光が当たりやすくすることで、間接的に青クマ茶クマを軽減させるようにしています。

青クマ、茶クマが強い方で脱脂のみを検討されている方はとくにご注意ください。

青クマ茶クマが手術前よりも強く、暗くなることがあります。

 

↑こちらは40代の女性で、青クマが強く、茶クマも中程度ある方です。

上段が術前、下段が術後3か月です。いつも通りノーライト、目の下ノーメイクです。

経結膜脱脂術と脂肪注入を行っています。

 

脂肪注入により青クマはある程度改善していますが残存しています。

茶クマは不変です。

 

それでも目元の印象が大きく改善しているのは、黒クマが消失していることに加えて、光が当たる目元になったことで青クマ茶クマが間接的に軽減していることによります。

脂肪注入によって目の下のふくらみ直下の陥凹部を矯正し、目元に光が当たるように調整しているのです。

 

色々考えて手術してます。