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目の下のたるみ取りとは?原因・方法の選び方・費用・ダウンタイムを専門医が解説

2026.08.29

「疲れてる?」と聞かれる。写真の自分だけ老けて見える。コンシーラーを重ねても、夕方には影が戻ってくる——目の下のたるみは、面積としてはわずかなのに、顔全体の印象を決めてしまう部位です。この記事では、たるみが起きる仕組みから、術式の選び方、費用とダウンタイムまでを一度に整理します。

この記事でお伝えすること

  • 目の下のたるみは「ふくらみ」「溝」「皮膚のゆるみ」の3つが混ざって起きている
  • どれが主因かによって、選ぶべき方法が変わる
  • 切らない方法は手軽だが、原因そのものには届かないことがある
  • 手術を選ぶなら、術式の選択は後戻りができないことを知っておく

目の下のたるみはなぜ起こるのか

目の下のたるみは、ひとつの原因で起きているわけではありません。多くの場合、次の3つが重なった状態です。

① 眼窩脂肪の突出(ふくらみ)

眼球の下には、クッションの役割をする眼窩脂肪があります。これを支える膜や靭帯が加齢や体質でゆるむと、脂肪が前に押し出されてきます。これが「ふくらみ」です。

② 靭帯による固定(溝・ティアトラフ)

ふくらみのすぐ下は、靭帯によって骨に固定されています。上がふくらんでもこの部分だけはへこんだまま残るため、段差が生まれます。この段差が影をつくり、黒っぽいクマとして見えます。

③ 皮膚と筋肉のゆるみ

下まぶたの皮膚は、体の中でもとくに薄い部位です。コラーゲンの減少や紫外線の影響で弾力が落ちると、皮膚そのものがたるみ、小ジワが増えていきます。

目の下のたるみを構成する3つの要素
ふくらみ・溝・皮膚のゆるみ。どれが主因かによって、適した方法が変わります。
ここが判断の分かれ目です。
「ふくらみが主体」なのか、「溝が主体」なのか、「皮膚のゆるみが主体」なのか。同じ“たるみ”に見えても中身が違うため、同じ治療をしても結果が変わります。セルフ判断が難しい部分であり、診察が必要な理由でもあります。

目の下のたるみ取りにはどんな方法があるか

切らない方法

方法 考え方 向いている状態 持続
ヒアルロン酸注入 へこんでいる溝を埋めて段差をならす 溝が浅く、ふくらみが小さい 半年〜1年程度
高周波・超音波(HIFUなど) 皮膚や皮下組織を引き締める ごく軽度のゆるみ 数か月〜
スキンケア・化粧品 皮膚の状態を整える 予防・維持 継続的

施術内容や持続期間はクリニックによって異なります。

切らない方法はダウンタイムがほとんどないことが利点です。一方で、ふくらみそのものを減らすわけではないため、ふくらみが大きい方が注入だけで対応しようとすると、かえって膨らんで見えることがあります。また持続期間があるため、維持には繰り返しの施術が必要です。

手術による方法

方法 考え方 向いている状態
経結膜脱脂術 突出した眼窩脂肪を切除する ふくらみが主体で、溝は目立たない
脱脂+脂肪注入 脂肪を取ったうえで、へこみに自分の脂肪を足す ふくらみがあり、頬まで含めてボリュームを補いたい
裏ハムラ法 脂肪を切除せず、下の溝へ移動させる ふくらみと溝の両方がある/シワを増やしたくない
裏ハムラ+脂肪注入 移動させたうえで、さらに足す 落差が大きく、広範囲の凹凸がある

皮膚のゆるみが強い場合は、皮膚を切除する術式が選択肢になることもあります。診察でご相談ください。

いずれも下まぶたの裏側(結膜)から行うため、皮膚に傷は残りません。抜糸もありません。

3つの方法の違い
脂肪を「取る」「移動させる」「取って足す」。同じ“たるみ取り”でも、脂肪の扱い方が異なります。

【重要】術式の選択には、後戻りできない部分があります

一度、経結膜脱脂術を受けると、後から裏ハムラ法を受けることはできなくなります。
裏ハムラは「溝へ移動させるための脂肪」があって成立する手術のため、脱脂で脂肪を取り除いてしまうと材料そのものが失われるからです。

「まず安いほうを試して、足りなければ次の手術を」という進め方は成立しません。脱脂の後に溝が気になった場合は、脂肪注入やヒアルロン酸で埋めていくことになり、追加の費用と時間がかかります。

2つの術式の違いは、脱脂と裏ハムラの違いで詳しく解説しています。

あなたはどのタイプか、セルフチェック

明るい場所で、正面から鏡を見ながら確認してみてください。あくまで目安ですが、方向性の見当はつきます。

チェック 考えられる主因 検討される方法
目の下がぷっくり出ていて、その下の影は薄い ふくらみ主体 経結膜脱脂術
ふくらみの下に、はっきりした溝の線がある ふくらみ+溝 裏ハムラ法
指で軽く持ち上げると影が消える ふくらみ主体 経結膜脱脂術
持ち上げても境目の影が残る 溝が主因 裏ハムラ法/脂肪注入
上を向くとへこみ、下を向くとふくらむ 脂肪の可動性あり 脱脂または裏ハムラ
細かいちりめんジワが多い 皮膚のゆるみ 皮膚への処置も含めて要相談
頬全体がこけて見える ボリューム不足 脂肪注入の併用

実際の判断には、皮膚の厚み、骨格、脂肪の量と位置を含めた診察が必要です。

費用の目安

メニュー 通常料金 モニター料金
経結膜脱脂術 248,000円 198,000円
経結膜脱脂術+脂肪注入 428,000円〜 378,000円〜
裏ハムラ法 498,000円 428,000円
裏ハムラ法+脂肪注入 598,000円〜
脂肪注入(目の下〜ゴルゴ) 348,000円〜 298,000円〜
診察料 3,000円(施術を受けられる場合は全額返金)

2026年8月時点・税込。当院の料金です。局所麻酔・氷嚢・内服薬代を含みます。最新の情報は費用ページをご確認ください。

目の下のたるみ取りは自由診療(保険適用外)のため、全額自己負担となります。

ダウンタイムの比較

経結膜脱脂術 裏ハムラ法
手術時間 約20分 約50分
腫れ 数日程度 ピークは1〜3日、消えるまで2週間程度
内出血 出ないこともある 2週間程度
シャワー 当日から 当日から
メイク 翌日から 翌日から
コンタクト 6日目から 6日目から
運動 1週間後から 1週間後から
抜糸 なし なし
仕上がりが落ち着くまで 1〜3か月 3か月程度

経過には個人差があります。

術後の過ごし方や、予定から逆算した手術日の決め方は裏ハムラのダウンタイムで詳しくまとめています。

目の下のたるみ取りを検討されている方へ

目の下は、数ミリの違いが印象を変える繊細な部位です。だからこそ、どの方法を選ぶかという見極めの精度と、手技の確かさが仕上がりを左右します。カウンセリングでは、まず今の状態を診察で確認し、適した方法を理由とリスクを添えてご説明します。手術が必要ない状態であれば、その旨もお伝えします。

10,000
美容診療手術
2,000
クマ取り手術
20
外科医歴

目の下のクマ取りクリニック大阪梅田は、大阪市北区曾根崎(大阪・梅田エリア)にあります。カウンセリングでは、まず目の下の状態を診察で見極めたうえで、適した術式を理由とリスクを添えてご説明します。

▶ カウンセリングのご予約はこちら

Web・LINE・お電話(06-6809-7665)で承っています/完全予約制

クリニックを選ぶときに確認したいこと

目の下の手術は、やり直しが難しい領域です。次の点を、ご自身の目で確認されることをおすすめします。

  1. 診察で術式を選び分けているか——どの相談にも同じ術式をすすめるクリニックは、選択肢が限られている可能性があります
  2. 症例写真が十分に公開されているか——自分と近い年代・状態の症例があるか。ダウンタイムの経過まで載っているか
  3. リスクの説明があるか——できることと同じ分量で、起こりうることを説明しているか
  4. 執刀医が誰か明確か——カウンセリングと執刀が同じ医師か
  5. 費用の総額が分かるか——麻酔代、薬代、再診料が含まれるかどうか

当院の症例は症例写真の一覧から、術式・年代別にご覧いただけます。

よくある質問

Q. 目の下のたるみ取りは何科で受けられますか?

美容外科・美容皮膚科で受けられます。手術を伴う治療のため、目の下の治療経験が豊富な医師のいるクリニックをお選びください。

Q. 保険は適用されますか?

目の下のたるみ取りは自由診療(保険適用外)です。費用は全額自己負担となります。

Q. 効果はずっと続きますか?

取り除いた脂肪や移動させた脂肪が元に戻ることは基本的にありませんが、加齢による変化は続くため、将来的な見え方には個人差があります。

Q. 何日仕事を休む必要がありますか?

個人差がありますが、腫れのピークである術後2〜3日をお休みにされる方が多くいらっしゃいます。デスクワークであれば数日後から可能なことが多いです。

Q. 何歳から受けられますか?

年齢による制限はありません。若い方は脂肪の突出が主因のことが多く、年齢を重ねるほど溝や皮膚のゆるみが加わる傾向があります。

Q. 男性でも受けられますか?

受けられます。男性は皮膚が厚く、深いティアトラフをお持ちの方も多くいらっしゃいます。男性の症例も公開しています。

Q. カウンセリングだけでも受けられますか?

はい。自分に手術が必要なのかを知るためのご相談だけでも承っています。診察料3,000円は、施術を受けられる場合に全額返金いたします。

リスク・副作用について

経結膜脱脂術・裏ハムラ法・脂肪注入はいずれも自由診療(保険適用外)の手術です。受ける前に、次のような症状が起こりうることをご理解ください。

  • 腫れ、内出血、痛み、違和感
  • 左右差、凹凸や段差の残存、過矯正・低矯正
  • 再発、血腫、下眼瞼の内反・外反、知覚鈍麻、複視
  • 感染、結膜の充血や一時的な目のかすみ
  • 想定した効果が十分に得られず、追加の処置が必要になる場合がある

いずれも頻度は高いものではありませんが、ゼロではありません。カウンセリングでは、期待できることと同じだけの分量で、起こりうることについてもご説明します。

この記事の監修医師

池田 幹則(いけだ みきのり)
目の下のクマ取りクリニック大阪梅田 院長

  • 医学博士(iPS細胞を用いた再生医療研究)
  • 日本整形外科学会 整形外科専門医
  • 外科医歴20年
  • 美容診療手術 10,000件
  • クマ取り手術 2,000件

香川大学医学部卒業後、大阪市立大学医学部附属病院・大阪市立総合医療センター・大阪労災病院などで整形外科医としてキャリアを積み、美容外科へ。現在は目の下のクマ・たるみ治療を専門領域として診療にあたっています。

※本ページで紹介している経結膜脱脂術・裏ハムラ法・脂肪注入は自由診療(保険適用外)です。手術には腫れ・内出血・左右差・再発・血腫・下眼瞼の内外反・知覚鈍麻・感染などのリスク・副作用があります。効果や経過には個人差があり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。掲載の費用は2026年8月時点の税込価格です。最新の料金は費用ページをご確認ください。