クマ取りの術後で「思ったより目立つ」と感じやすいのが内出血です。腫れは全体がふくらむだけですが、内出血は色がつくため人目につきやすく、調べた方の多くが「ひどい」という言葉で検索されます。この記事では、どのくらいの範囲に・どのくらいの期間出るのかを整理します。
内出血は出る方と出ない方がいます。出た場合、色が消えるまで2週間程度が目安です。赤紫 → 青 → 緑 → 黄色と変化しながら吸収されていきます。広く出ても最終的な仕上がりに影響しないことがほとんどですが、片側だけ急に腫れが増した場合は血腫の可能性があるためご連絡ください。
なぜ内出血が出るのか
目の下の手術では、下まぶたの裏側の結膜を切開して脂肪に到達します。この部位には細い血管が多く走っており、手術の過程でどうしても一部が傷つきます。そこから漏れた血液が皮下に広がったものが内出血です。
血管の走行や血管の強さは人によって違うため、同じ手術を同じ術者が行っても、出る方と出ない方がいます。術前に完全に予測することはできません。
色はこう変わっていきます
内出血の色は、血液に含まれるヘモグロビンが分解される過程で変化します。色が変わるのは、吸収が進んでいるサインです。
| 時期 | 色の状態 | 見た目の印象 |
|---|---|---|
| 当日〜2日目 | 赤紫〜濃い青 | 最も濃い時期。範囲も広がりやすい |
| 3〜5日目 | 青〜青緑 | 色は濃いが、範囲は広がらなくなる |
| 5〜10日目 | 緑〜黄緑 | 薄くなりはじめ、コンシーラーで隠せる方が増える |
| 10日〜2週間 | 黄色〜肌色に近づく | ほとんど分からなくなる |
経過には個人差があります。人によっては2週間を超えることもあります。
内出血は時間とともに下へ移動します。目の下に出ていた色が数日後に頬のあたりへ降りてくることがありますが、これは悪化ではなく吸収の途中経過です。「広がった」と感じても、色が薄くなっていれば経過は順調です。
どのくらいの範囲に出るか
多いのは目の下の範囲にとどまるケースです。体質や血管の走行によっては、頬まで広がることもあります。ごくまれに上まぶたに及ぶこともありますが、いずれも時間の経過とともに吸収されます。
術式による差は、切開の長さと剥離の有無に関係します。剥離の工程がある裏ハムラ法のほうが、経結膜脱脂術より範囲が広くなる傾向があります。術式ごとのダウンタイム全体はクマ取りのダウンタイムはどのくらい?にまとめています。
内出血が「ひどい」と感じたときの見分け方
色の濃さや範囲の広さだけでは、異常かどうかは判断できません。次のような場合は通常の経過から外れている可能性があるため、ご連絡ください。
- 片側だけ急に腫れが増してきた(血腫の可能性)
- 痛みが日ごとに強くなっていく(通常は軽くなっていきます)
- 視界の異常(見えにくい、二重に見える)が続く
- 発熱、傷口からの膿など感染を疑う症状
反対に、色が濃くても日ごとに色が変化している、痛みが軽くなっているのであれば、経過としては順調です。
目立ちにくくするための過ごし方
術直後〜翌日:冷やす
保冷剤をタオルで包み、断続的に冷やします。血管が収縮して出血が広がりにくくなります。凍傷を避けるため、直接当てたり冷やしすぎたりしないようご注意ください。
3日目以降:血流を戻していく
色が落ち着いてきたら、冷やすことをやめます。手術から時間が経てば、血流が良いほうが吸収が早くなります。
共通:血流を上げすぎない
- 飲酒・激しい運動・長風呂は1週間控える
- 枕を高くして眠る(朝のむくみが軽くなります)
- 目を強くこすらない(内出血が広がることがあります)
- 塩分を控える
メイクとアイテムでの隠し方
メイクは術後翌日から可能です。ただし濃い時期はコンシーラーだけでは隠しきれないことがあります。
| 時期 | 現実的な隠し方 |
|---|---|
| 1〜3日目 | メガネやサングラス、マスク(とくに色が濃い時期)。 |
| 4〜7日目 | オレンジ系のコンシーラーを薄く重ねる(青紫を打ち消しやすい色) |
| 1週間以降 | 通常のコンシーラー・ファンデーションで対応できる方が多い |
患部を強くこすらないよう、指で軽く置くように塗ってください。
術後の経過に不安がある方へ
内出血の出方には個人差があります。術前のカウンセリングでは、起こりうる範囲と期間をあらかじめご説明します。術後に不安が出た場合は、LINEでのご相談も承っています。
目の下のクマ取りクリニック大阪梅田は、大阪市北区曾根崎(大阪・梅田エリア)にあります。カウンセリングでは、まず目の下の状態を診察で見極めたうえで、適した術式を理由とリスクを添えてご説明します。
Web・LINE・お電話(06-6809-7665)で承っています/完全予約制
実際の経過を症例で見る
よくある質問
Q. クマ取りの内出血はどのくらいで消えますか?
出た場合、消えるまで2週間程度が目安です。赤紫から青、緑、黄色へと色が変化しながら吸収されていきます。経過には個人差があります。
Q. 内出血は必ず出ますか?
必ず出るわけではありません。出ない方もいれば、目の下から頬にかけて広く出る方もいます。血管の走行や体質によって変わるため、術前に予測しきることはできません。
Q. 内出血はメイクで隠せますか?
色が薄くなってくる4〜7日目頃からは、コンシーラーで隠せる方が多くなります。濃い時期はメガネやサングラスのほうが目立ちにくくなります。
Q. 内出血がひどいのは手術の失敗ですか?
内出血の量と手術の仕上がりは別の問題です。広く出ても時間とともに吸収され、最終的な仕上がりに影響しないことがほとんどです。ただし片側だけ急に腫れが増した場合は血腫の可能性があるため、ご連絡ください。
Q. 内出血を早く消す方法はありますか?
術直後の冷却、その後の温めによる血流促進が一般的です。ただし強くもんだり温めすぎたりすると悪化することがあるためご注意ください。
リスク・副作用について
経結膜脱脂術・裏ハムラ法・脂肪注入はいずれも自由診療(保険適用外)の手術です。受ける前に、次のような症状が起こりうることをご理解ください。
- 腫れ、内出血、痛み、むくみ、違和感
- 左右差、凹凸や段差の残存、過矯正・低矯正
- ふくらみの再発、血腫、下眼瞼の内反・外反、知覚鈍麻、複視
- 感染、結膜の充血、一時的な目のかすみや目のごろごろ感
- 注入した脂肪の定着には個人差があり、追加の処置が必要になる場合がある
いずれも頻度は高いものではありませんが、ゼロではありません。カウンセリングでは、期待できることと同じだけの分量で、起こりうることについてもご説明します。
この記事の監修医師
池田 幹則(いけだ みきのり)
目の下のクマ取りクリニック大阪梅田 院長
- 医学博士(iPS細胞を用いた再生医療研究)
- 日本整形外科学会 整形外科専門医
- 外科医歴20年
- 美容診療手術 10,000件
- クマ取り手術 2,000件
香川大学医学部卒業後、大阪市立大学医学部附属病院・大阪市立総合医療センター・大阪労災病院などで整形外科医としてキャリアを積み、美容外科へ。現在は目の下のクマ・たるみ治療を専門領域として診療にあたっています。
※本ページで紹介している経結膜脱脂術・裏ハムラ法・脂肪注入は自由診療(保険適用外)です。手術には腫れ・内出血・左右差・再発・血腫・下眼瞼の内外反・知覚鈍麻・感染などのリスク・副作用があります。効果や経過には個人差があり、すべての方に同じ結果を保証するものではありません。掲載の費用は2026年9月時点の税込価格です。最新の料金は費用ページをご確認ください。










































